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実験データ

実験による検証事項

  • スポーツジェルが及ぼす神経筋システムパフォーマンス能力への影響
  • 異なる強度の運動中の呼吸商、心拍数、血漿グルコースおよび血中乳酸濃度
  • 持久力

運動終了後の疲労時には、自然素材であるはちみつベースのスポーツジェルが最も好ましい味に感じられるという実験結果が得られた。

実験メソッド

実験対象は、それぞれ異なる種類のチームスポーツ競技者である男性9名。有酸素性作業閾値でのランニングを45分。その後5分ごと、3段階にわけて徐々にスピードを上げ、最速段階の状態で疲労しきるまで走ってもらった(最大酸素摂取量80 %-, 85 %- , 90 %-,  VO2max)。それぞれの回に異なる種類のスポーツジェルを摂取しながら、同様のパフォーマンスを3回行った。

血漿グルコース

炭水化物を含むスポーツジェル(はちみつベースのものとそれ以外の比較対象ジェル)を摂取した実験対象者において、走行速度をあげる段階および回復段階の血糖値がより高く、バランス良く維持された。

サンプリング実験に使用したジェルとドリンク

  • ハニスティー・はちみつベース ナチュラルジェル(炭水化物44 g/100 g 当たり、果糖、ブドウ糖)
  • 比較対象 市販のスポーツジェル(炭水化物55 g/100 g 当たり、 マルトデキストリン、果糖)
  • プラセボジェル(0 g/100 g 当たり)

実験結果・まとめ

  • 炭水化物を含むスポーツジェルは(はちみつベースのもの、比較対象ジェルの両方)、有酸素性作業閾値でコンスタントに負荷がかかった状態、対象の走行スピード上昇時、回復段階後のいずれもおいて、血糖値を高く維持することがわかった。
  • 実験対象者への調査により、パフォーマンス終了直後の疲労状態では、自然素材であるはちみつベースのスポーツジェルの味は、より好ましく感じられることがわかった。
  • 実験対象者の回答から、競技中・競技後にもたらす効果と使用感について、3種類のジェルの中ではちみつジェルがベストであることがわかった。
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